[+ About Me]
<h1>伊藤悠吾 / YUGO ITO</h1>
<h1>ダゲレオタイプ / 湿板 / 乾板</h1>
<h1>愛知県津島市出身。
1991年、イトウ寫真舘 4代目 長男として生まれる。
上智大学経済学部経営学科を卒業後、
ロンドン芸術大学大学院写真科へ進学。
卒業後は、日本、韓国、中国と東アジアの三つの国を股に掛け、
【ダゲレオタイプ】
【湿板コロディオンプロセス】
【乾板コロディオンプロセス】
などの三種の古典写真技法を用いた
名所名跡の撮影や、訪問写真館、
撮影現像イベントを企画し活動。
2016年より「MATERIALISM」プロジェクトを始動。
レトロ・懐古・好古といった観点から脱却し、人類が迎えるであろう「ある未来」に対してもっておきたい「ある観念」を、
「Physical Photography」を通じて再/認識しようというプロジェクト。
「Physical Photography」とは、ロンドン芸術大学院 卒業制作展(2015年)の際に、彼が新たに造語したレトロニムであり、「Digital Photography」と対になる言葉。
(「MATERIALISM」「Physical Photography」についての詳細はページ下部“Statement”をご参照ください。)
現在は、実家である愛知県津島市「イトウ寫真舘」に拠点を置き、
【ダゲレオタイプ】【湿板コロディオンプロセス】【乾板コロディオンプロセス】での撮影を行っている。
(なお、現在は撮影プラン内容の充実化のため一時休止している。)</h>
伊藤 悠吾 Yugo Ito Materialism イトウ写真館 日本 Japan ダゲレオタイプ daguerreotype 다게레오타입 銀版攝影法Wet Plate collodion Process 湿板写真 湿板コロディオンプロセス 습판사진 濕版攝影法 Dry Plate Collodion Process 乾板写真 乾板コロディオンプロセス 건판사진 干版攝影法 Ambrotype アンブロタイプ tintype ティンタイプ
「 写真は、撮って半分、育てて半分。」
( 2 0 1 7 - 伊藤悠吾 )
※「Physical Photography」「Physical Linkage」「Materialism」「熟成写真」「写真は、撮って半分、育てて半分」等、本ホームページに掲載されている作品・制作物等及び、「イトウ寫真舘」で展開している撮影プラン等にて用いている独自の造語・フレーズ・レトロニムの無断使用は、固くご遠慮願います。
[fade]伊藤 悠吾 ( 1 9 9 1 年生まれ )
愛知県津島市出身。
「イトウ寫真舘」 4代目 長男として生まれる。
上智大学経済学部経営学科を卒業後、
ロンドン芸術大学大学院写真科へ進学。
卒業後は、日本、韓国、中国と東アジアで、
【ダゲレオタイプ】
【湿板コロディオンプロセス】
【乾板コロディオンプロセス】
古典写真技法三種を用いて、
名所名跡の撮影や訪問写真館、
撮影現像イベントなどを企画し活動。[/fade]
ダゲレオタイプ(2016, Japan)
[fade]2016年より、写真の“撮り方”ではなく“残し方”に主眼をおいた「MATERIALISM」という写真哲学を掲げて活動。加工やコピーのできない「本物」を、「非効率」だが人のぬくもりが伝わるものを、劣化ではなく経年美化だと思える「不完全」を愛でる心を次の世代にも残していくため、「Physical Photography」というレトロニムと「写真は、撮って半分、育てて半分」を信念に、家業の写真館を自身の写真哲学実践の場と定め、【ダゲレオタイプ】【湿板コロディオンプロセス】【乾板コロディオンプロセス】古典技法三種の撮影プランを企画・展開している。
詳しくは、ページ下部『Statement』、または『写真の歴史物語』ページをご参照ください。
(なお、現在は撮影プラン内容の充実化のため一時休止している。)
※「Physical Photography」とは、ロンドン芸術大学院 卒業制作展(2015年)の際に、彼が新たに造語した“レトロニム”であり、「Digital Photography」と対になる言葉。「レトロ」「懐古」「好古」といった意味が含まれてしまっている「Analog(アナログ)」という言葉ではなく、ヒトと共に“Physical(物質界)”な世界で、“Physical(自然法則に則って)”に変化していく様子を、その“Physical(物理的)”な姿を以って体現し、我々の“Physical(肉体的)”な感覚器を刺激するモノの写真(非デジタル写真)のその生き様に着目し、ダゲレオタイプやフィルム、紙焼きの写真などのモノ写真を「Physical Photography」と呼んでいる。
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代表的な作品・制作物
1.『写真の歴史物語』 2. 古典技法三種撮り比べ
3. Camera Aurōra 4. ジルーダゲレオタイプ型暗室カメラ etc.
- 『写真の歴史物語』 -
今からおよそ10年前、家業の写真館を継ぐことを決意する。そして写真館の存在意義を求めるうちに「写真とは何か?」「ヒトはなぜ写真を撮るのか?」といった写真の根本を真正面から問いはじめるようになり、次第に生物学、人類学、歴史や宗教、西洋/東洋哲学など幅広い分野に、写真発明の源泉となる手がかりを見出しはじめる。「Thought Map」には、彼が構想したヒトと写真(ダゲレオタイプ〜デジタル)の関係性がまとめられており、これらを文章にまとめあげたものが『写真の歴史物語』(約3万4000字)である。
- 古典技法三種撮り比べ -
( イトウ寫真舘外観を撮影 )
- Camera Aurōra -
夜明けの部屋
現在、ギャラリー・暗室・木工室を兼ね備えた建物「Camera Aurōra」を建設中。外装は業者に任せているが、内装はすべて自身の手で行う予定。
ギャラリーでは、ダゲレオタイプからデジタル写真まで、すべての技法の写真(被写体はお客様)をクロノロジカルに展示予定。
暗室は、これまでの暗室の印象・雰囲気とは掛け離れた雰囲気に仕上げる。「ハレの日」をお祝いするような華やかで親しみやすい印象・雰囲気を抱いてもらえるようデザインをし、お客様に対面して暗室作業を行えるようカウンターも設置する予定。
木工室では、お客様の写真を飾るフレームや、写真の保存ボックスなどを制作。
【壁面デザインについて】
1839年01月07日07時45分のパリの「フランス学士院」の頭上に広がる星空を、経緯度10度ずつに分けた壁面に再現。
建物右上のにある数字が正にダゲレオタイプが誕生した年/月/日、そして太陽が地上から半分顔を出したその時刻を表している。太陽の地上半分は写真そのものの発明を、地平線より下の半分には現代の我々の写真に対する付き合い方、また、その使い方に問題があるという意味を含ませた。詳しくは、ページ下部『Statement』、または『写真の歴史物語』にて。
(07時45分という時刻は、「パリ天文台」に協力していただき計算しました。)
また、07時45分が夜明けの時間帯でもあったことから、建物の色を夜明け色に。そして、我々の写真文化のこれからの姿を見ていただく/体感していただく場を象徴する名前として、建物名を「Camera Aurōra/夜明けの部屋」と命名。(Camera Lucida, Camera Obscuraなど、Cameraはもともとラテン語で「部屋」を意味する言葉)
壁面左にある大きな星座は、ギリシャ神話の死者を蘇らせるアスクレーピオス=蛇使い座。「死」という写真の発明の源泉には欠かせない概念と、蛇使い座が光学に明るかったプトレマイオスの星座でもあることから壁面デザインに取り入れた。
- ジルーダゲレオタイプ型暗室カメラ -
Darkroom Camera in Giroux Daguerreotype Style
写真舘2Fメインスタジオ内にて、
【ダゲレオタイプ】
【湿板コロディオンプロセス】
【乾板コロディオンプロセス】
【フィルム】
を撮影できる巨大暗室カメラ
「ジルーダゲレオタイプ型暗室カメラ」を製作。
製図からすべてを自身で行った
“完全セルフビルド”で製作している。
撮影後はお客様と共にカメラ内部の暗室へと入り、
現像により自身の写真の潜像が徐々に浮かび上がり、
自身の実像がこの先100年、200年と残っていく、
その正に産声をあげる瞬間を眺めてもらう
というのがコンセプト。
製作過程はコチラから↓
【内装のテーマについて】
「産業革命以前に写真が発明されていたら、どのような暗室が作られていただろうか?」
もし写真が“質より量”の生産が可能となった産業革命時代以前に発明されていたら、「生や死に関わる宗教などがその場を取り仕切っていたであろう」という想像を元に、世界中の「生」や「死」、「生命のサイクル」などを表す文様を集めてカメラ内部を装飾した。
- “多様性のお庭”ハレの日ガーデン -
Blooming Generations
お客様のハレの日を春夏秋冬どの季節であっても華やかにお迎えするため、
イトウ寫真舘植栽エリア(20㎡|6坪)にて、年間約600品種ほどの植物を管理しています。
きっかけは園芸の資格 (グリーンアドバイザー)の取得とテレビ出演でした。
本業の傍ら、花壇の造作をはじめ、植栽の計画・管理をすべて一人で行なっています。
「ケオティック」と「ハーモニアス」を包含する空間
(仏教用語で言えば、「一即多・多即一」の空間。) を植栽デザインの第一義として、
主役・脇役といった序列・優劣 などをつけずに、
それぞれの個性をそれぞれの個性 が活かし合う「多様性の時代」に相応しい
新たなお庭を目指し植栽しています。
お庭の様子はインスタグラムでご覧いただけます。
-主な職歴/依頼歴/活動歴-
2021 ハレの日ガーデン (約6坪|約600品種)の設計・造設・計画・管理をはじめる / イトウ寫真舘
2021 園芸資格『グリーンアドバイザー』取得
2020 - 2021 『Camera Aurōra (ラテン語:夜明けの部屋)』(ギャラリー&暗室&木工室)の設計・内装工事 / イトウ寫真舘 → HERE
2019 乾板写真(非工業・非ゼラチン製法)富士登山撮影 / 富士山 - 日本
2018 - 2019 世界初のカメラ機《ジルーダゲレオタイプカメラ》型『暗室カメラ』を Self-build で製作 / イトウ寫真舘 → HERE
2018 『CLASSIC撮影プラン(ダゲレオタイプ&湿板/乾板写真) 』始動/ イトウ寫真舘 → HERE
2018 乾板写真(非工業・非ゼラチン製法)撮影旅 / 慶州, 公州, 扶余 - 韓国
2017 - 2018 乾板写真(非工業・非ゼラチン製法)撮影旅 / 東京, 神奈川, 京都, 奈良, 滋賀, 兵庫, 愛知, 長野, 山梨 - 中国
2017 乾板写真(非工業・非ゼラチン製法)撮影旅 / 北京, 万里の長城, 上海, 蘇州, 杭州 - 中国
2017 乾板写真(非工業・非ゼラチン製法)撮影旅 / ソウル - 韓国
2017 第二回乾板写真 撮影&現像 特別体験会 / 文化庭園 / ソウル - 韓国
2017 ソウル特別市後援 "ロマンシアター" 音楽朗読劇<甜蜜蜜> 出演者湿板写真出張撮影 / ソウル - 韓国
2017 第一回乾板写真 撮影&現像 特別体験会 / 鐘路文化財団 武溪園 / ソウル - 韓国
2017 WTF 世界テコンドー選手権大会期間中 メダリスト&関係者の湿板写真製作 / 国立テコンドー博物館 / ムジュ - 韓国
2016 『MATERIALISM』プロジェクト始動
2016 世界一周ハネムーンの同行撮影 → HERE
-学歴-
2015 ロンドン芸術大学 大学院,
ロンドン カレッジ オブ コミュニケーション,
写真科 卒業
2014 上智大学, 経済学部経営学科 卒業
-受賞歴- (24賞)
2021 【Budapest International Foto Awards 2021】- 国際
ブック [ファイン・アート] 部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル)
自作乾板写真集にて
2021 【Budapest International Foto Awards 2021】- 国際
アーキテクチャー部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル)
自作乾板写真にて
2021 【Budapest International Foto Awards 2021】- 国際
ポートフォリオ 部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル)
Self-Build 暗室カメラ プロジェクトにて
2020 【Tokyo International Foto Awards 2020】- 国際
ブック [ファイン・アート] 部門
- 銅賞第三位 受賞(プロフェッショナル)
自作乾板写真集にて
2020 【Tokyo International Foto Awards 2020】- 国際
アーキテクチャー部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル)
自作乾板写真にて
2020 【Tokyo International Foto Awards 2020】- 国際
ポートフォリオ 部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル)
Self-Build 暗室カメラ プロジェクトにて
2020 【Monochrome Awards 2020】- 国際
ランドスケープ部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
自作乾板写真にて
2019 【Monochrome Awards 2019】- 国際
ポートレイト部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
ダゲレオタイプにて
2019 【Monochrome Awards 2019】- 国際
ポートレイト部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
湿板写真にて
2019 【Monochrome Awards 2019】- 国際
ポートレイト部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
湿板写真にて
2019 【Monochrome Awards 2019】- 国際
アーキテクチャー部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
自作乾板写真にて
2018 【Monochrome Awards 2018】- 国際
アーキテクチャー部門
- 第一位 最優秀賞 受賞(プロフェッショナル部門)
自作乾板写真にて
2018 【Monochrome Awards 2018】- 国際
アーキテクチャー部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
自作乾板写真にて
2018 【Monochrome Awards 2018】- 国際
アーキテクチャー部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
自作乾板写真にて
2017 【Monochrome Awards 2017】- 国際
ランドスケープ部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
自作乾板写真にて
2017 【Monochrome Awards 2017】- 国際
ランドスケープ部門
- 名誉賞 受賞(プロフェッショナル部門)
デジタル写真にて
2016 【The Rendering The Spirit show】
(古典写真技法展) - アメリカ
- 「12人の古典写真技法アーティスト」選出
2015 【Thirty for Thirty】- イギリス
- 「30人の若手新興アーティスト」選出
2014 【第62回ニッコール写真展】- 日本 - 準特選 受賞
2013 【第11回 日本写真作家協会】- 日本 - 優秀賞 受賞
2013 【第17回総合写真展】- 日本 - 優秀賞&秀作 受賞
2013 【駐日大韓民国大使館主催 フォトコンテスト】
- 日本 - 入選
2013 【スウェーデン大使館&ハッセルブラッド共催
イノベーティブ・スウェーデン
フォトコンテスト】- 日本 - 優秀作品賞 受賞
2012 【第64回 中日写真展】- 日本 - 入選
-写真展- (6展)
2018 Alice in the www “Who in the www am I?” /
ダゲレオタイプの作品でコラボレーション/
スホギャラリー, 盆唐区, 韓国
2017 現代ソウル&中国乾板写真展 /
文化庭園,ソウル, 韓国
2017 現代ソウル乾板写真展 /
鐘路文化財団 武溪園,ソウル, 韓国
2016 "The Rendering The Spirit show",
グレン エコー フォトワークス ギャラリー /
ワシントン DC, アメリカ合衆国
2015 ロンドン芸術大学大学院 LCCキャンパス 卒業展 /
ロンドン, イギリス
2015 "Camera Work", レイデンギャラリー /
ロンドン, イギリス
-出版-
2015 【Thirty for Thirty】 アートブック / イギリス
-メディア-
2023 NHK//「さらさらサラダ」(*ガーデンについて)
2023 朝日新聞//6坪600品種ハレの日ガーデン
2021 メ〜テレ「ウドちゃんの旅してゴメンしてゴメン」
2019 毎日新聞//暗室カメラ&撮影現像体験(URL)
2019 中部経済新聞//暗室カメラ&撮影現像体験(URL)
2019 産経新聞//暗室カメラ&撮影現像体験(URL)
2019 朝日新聞//暗室カメラ&撮影現像体験(URL)
2016 DCPhotoArtist // RENDERING THE SPIRIT:
INTERVIEW (URL)
2015 ロンドン芸術大学院 LCC 卒業展 // Spotlight on (URL)
-定期刊行物-
2015 中日新聞写真協会会報, 【ロンドン留学日記】
Thought Map _ Last Updated on December 11th, 2019